2014年11月25日火曜日

英語のお勉強 いろいろ その長所と欠点


英語のお勉強 いろいろ その長所と欠点

 世の中,グローバル化だの世界に飛び出せ,だの,まったく喧しい(かまびすしい).
 グローバルの世の中で生きて行くには英語だと言う.
 
 英語,特に英会話の重要性は,もうかれこれ30年以上前から言われている.しかし,具体策は提示されていないので,この場を借りて自分の英語学習歴について触れながら提示したい.

 あらかじめ申し上げておくが,これは私個人の独自の考えであると言うこと.英語の勉強法なんてものは,その人それぞれの状況や性格で随分変わるものだと理解している.読者の方々と自分の考えの違う所があると思うが,それはそれ,ということで,読んで頂ければよろしいかと思う.

【目次】

1)       資格を取るためのお勉強.
2)       外人講師を付ける
3)       高価な英会話の教材を使う
4)       外国映画を見て台詞を覚える
5)       著名な人の演説,文章などを暗記する
6)       英会話に出て来そうな文章を覚え,かつ,それらをCD などで聴いてみる.






1)          資格を取るためのお勉強.
 英語の資格と言うと,英検 TOFLE  TOEICというのが一般的に挙げられよう.
 これらを目指して勉強するメリットは,このような資格を目指すとなると良い点は勉強の目的がはっきりする.テキストを買って来て,やって行くだけである.それだけで,もちろん英語の力は付く.これは良いことである.また,自分の力が目に見えて分かる.英検2級,とか,TOEIC700点,のようにである.
 では欠点.自分の力が英検の準2級くらいだとする.それで準2級の勉強をするとなると,けっこう楽しめると思う.よく分かるし,分からない所をちょっと勉強して分かる様になる.これは楽しいことである.しかし,これで更に2級を目指すとなると,非常に苦しい.準1級となるとなおさらだ.試験勉強に耐えて勉強しなくてはならない.勉強しなくてはならないことははっきりしているのであるが,それをやる進むというのは辛いことである.特に社会人ならば尚のことだ.それが資格を目指して勉強する長所でもあるのだが,短所にもなる.






2)          外人講師を付ける
 自分自身も外人講師に個人レッスンを受けたことが何度かある.2時間くらい,英語でずっとお話するというのは,やはりかなり力がつく.
 欠点は,半年もすると何となくマンネリになること.また,自分の英語力がどのくらい伸びたのか分からない.
 あと,高額なことが欠点.自分は個人的に人の伝手を頼って外人講師を捜した.故に非常にリーズナブルな値段でできた・・・2時間で3000円.1対1で.これを英会話学校経由で頼むともの凄く高い値段と成る.
 今はインターネットで主にフィリピン人とつながり,30分で500円等と言う様に非常に安価にできる方法もある.



3)          高価なAll-in-oneのような英会話の教材を買ってみる
 世の中には,英会話ブームを反映して,高価な英会話の教材がよく売られている.ここでは,5万円から30万円くらいのような高額なものについてどうなのか,私の見解を述べる.
 はっきり言おう.このようなものに良い物はない.
 お試しコースで試したことはあるが,少し進むと,20行くらいの英会話,あるいは,文章が出てくる.これを聴き取ってみろ,というわけである.どれもこれも非常に難しいように自分には感じる.と言って,その文書には内容がない.読んで面白かった,という文章でもない.ここで簡単に殆どの人は挫折する.きっと英語の力のある人は先に進めるのであろう.しかし,そのような力のある人がこのような教材を買う必要があるのだろうか.



4)          外国映画を見て台詞を覚える
 これは自分でけっこうやってみた.面白い映画は何度も見るので,その英語に出て来る文章をマスターすれば相当の会話力がつく,と考えたのである.
 サンタクローズ という映画をよく見たので,この映画に出て来る台詞を皆,キャプションをみて書き取ってみた.なかなか気の利いた表現もあり,関心することも多々あったが,非常にむずかしい文章もある.所謂,スラングなのか,その時の流行言葉なのかであろう.
 また,ローマの休日 という映画でもやった.これは今,本屋に行くと教材がたくさん売られている.難しい文章にもある程度,解説がついている.このようなものを利用すれば良いのかと考えた.これもやってみた.
 至れり尽くせりのものもある.コンピューターで見られて.映画自体に,説明が付いている.クリックするといろいろ説明も出てくる.これも買ってみた.
 一時,全部暗記しようと思っていたが,映画の台詞の量は莫大だし,難解なものもあるのですぐに不可能であることを悟った.
 そこで,自分の気に入ったものだけを拾って行く,という事にした.

 その感想は・・・
 いくらやっても腹が膨らまないという感じ.気に入った台詞を拾うのは良い.それを集めて行くのも良い勉強だ.しかし,結論から言うと効率が悪過ぎる.たくさん時間をかけて,ちょっぴり気の利いた文章を拾って喜んでいても仕方がないだろうさ.
 しかし,逆も言えるぞ.映画好きの人なら,このようにして,会話文を集めて行くのも面白いかもしれない.楽しみながら勉強する.一番良いではないか.欠点は効率の悪いこと.
 そもそも,英語,英会話 というものの勉強に全て言えることであるが,どのくらい自分の力が伸びたのか,なかなか把握ができないこと.
 昔,そのようにしてノートに書いた物を見直してみたこともある.何で当時,この文章が面白いと思ったのか,分からず,複雑な心境となった.

 先ほど,外人講師の個人レッスンのお話をした.会話の話題もなくなる.そこで,インディージョーンズやStar Warsの映画の台詞の本を買って来て,それで,分からない台詞についていろいろ質問して,理解しつつ,ノートに書き貯めたこともある.あとで読んでみたが,あまり面白くないものである.ただのスラング,珍妙な表現,というのも多かった.

 人の性格によるところも多いのだろう.しかし,結論を言おう.映画を活用するのは自分には良い勉強とは思えない.効率が悪過ぎる.しかし,否定はしない.性格にもよるし,少しずつ楽しみながら進めたら,自分としては良い,という方々もいらっしゃると思う.しかし,ここでは,独断かもしれないが自分の考えを述べて行く.各々と異なることはあると思うが,それは,このような意見もあるのだ,で良いのではないだろうか.







 

5)          著名な人の演説,文章などを暗記する
 今は人気が落ち目だが,オパマ大統領は演説が非常に上手と定評がある.この演説をテキスト化したものも本屋に行くと売られている.これを聞く,とか,一歩進んで暗記する,というのも良い勉強法だと思う.
 自分もいろいろやってみた.
 聖書の冒頭(このブログの最下段にあり),Genesis 創世記 の初めの方の暗記を試みた.「光あれ」から始まって,7日間で世界を作った話がざっと乗っている.だいたい1ページ半である.これをサッと言えたら格好が良いのではないかと思ったからだ.結局は覚えられなかったし,自己満足しかならないのではないかとも思うようになり,ほどなくして力つきた.覚えることによって,英語の力はつくし,サッと言えたらそれはそれで,スゴいコトではないか.でもそれだけだ.

 あと,20歳代の時に肝炎で入院した時に,「西欧の知恵」という難しい本の最初の第1章6ページを暗記してみた.時間があったからね.今は綺麗に忘れたが,それによってすごく英語力がついた,という感じはしなかった.すごい労力は必要だと思う.覚えるコトによって英語の力はつくとは思うが実感が出来ないのだ.今思うと,大いなる徒労,というべきなのだろうか.









 最近では,アップルの創始者のSteve Jobsのスタンフォード大学での演説を教材に勉強し,暗記も試みた.やはり量が多いし,所々,文法的に整合性を欠く様な表現もある.演説の内容は面白い.
 結局,言えること.映画のときと同じ.全部覚えようとなんかしない.やはり,文法的に理解できない所もあるだろうし,間違いもある.面白くない部分もある.故に,気に入ったところだけ,きちんと拾って行くしかない.
 そうすると,やはり効率が悪いような気がするのだ.






6)          英会話に出て来そうな文章を覚え,かつ,それらをCD などで聴いてみる.
 聖書やら演説やら,映画の台詞を全部やろうとするから行き詰まる.そこから気に入った文を拾うのは,時間がかかり効率が悪い.と言うのなら,英会話でよく出て来そうな文章を覚えて行ったら良いのではないか,また,CD付きならば,それを何度も聴けば,かなり耳も鍛えられるだろう,と思った.
 これもやってみた.
 テキストとしては,前から「良いな」と思っていた,「話すための英文法」(市橋敬三 著)を用いた.
  覚えながら進んだ.市橋さんは良いことを言っている.やはりきちんと英文法が分からないと出来ないのだ,と言うこと.
 なかなか気の利いた表現もあるし,良い勉強になった.
 が,しかし・・・だ.所詮,会話文.あまり面白みがない.これから海外留学とか海外勤務で,急速に英語の力をとにかく伸ばさなければ,やらなければ,と言う人には良い勉強だと思う.
 しかし,自分には・・・純粋に結局のところ教養,あるいは将来への備え,として,やっておこうか,と言う自分には,英語の文章自体が面白くないと,いくらやっても何か腹にたまらない,という感想であった.

 市橋先生の英語教育に関する考え方は本当に素晴らしいと思った。このブログの下に載せておく。お読みください。英語をマスターするにはどうしたら良いのか、逆にいくらやってもダメな勉強法も述べられている。





【結論】これらのことを踏まえて結論を言おう.どのような勉強が良いのか.英語の諺,金言を覚えて行けば良い,という結論に至った.
 
 英語の資格を取れば良い,と言うことで,英語の勉強をいろいろ試みた.英検1級,準1級 落第.通訳案内業国家試験なるものも受けたがダメだった.これは3度受けた.
 結局,英検2級をつい最近取っただけであるが・・・
 その時にいろいろ勉強したことを思い返し,一番面白かったな,と言う勉強は,英語の諺を暗記したことだった.そのような問題が出されるので,200ほど暗記したことがある.
 諺は非常に含蓄深く哲学的だ.内容も濃く,文章として面白い.そして意外と英会話の現場でも使い道がある.外人と話している時に,このような諺を入れると,相手も「おっ」という顔をするし,会話自体が締まる.また,日本人同士話をしていても,このような時に英語でこのような諺があるよ,と言うと,相手も感心してくれる.嫌味もないのも良い.

 突き詰めて言うと,英語でやることがはっきりしているのなら,それをやれ,と言うこと.受験生なら,受験英語である.会社つとめをしていて,会社で英語を推奨し,TOEICや英検である程度の成績を収めたら,出世の道が開けるとか,給料が増えるとか,外国支社で経験を積ませてあげる,とか,留学するにしても,奨学金が出たり,しっかりとしたルートで行ける,などそのようなご利益が目に見えているのなら,それをやるべきだろう.

 しかし,そうではない.しかし,将来の備え,というか,そのために英語を勉強する,というのであれば,英語の諺,金言の暗記がもっとも良い勉強だと思う.
 今,このような教材も売っており,音声のCDがついて居るものも多い.それを聴くと,耳の鍛錬にもなる.諺を暗記した上で,このような音声を聞くと,耳の鍛錬にも非常に良い.高価な英会話教材を買って,その中にある分からない英語をいくら聴いても,雑音を聴いているだけで練習にはならないだろう.

 自分ではこのような結論に達し,去年3ヶ月くらいで1000くらい暗記を試みた.そして,マイブームが去り,今まで1年くらい休んでいた.

 でも,さらに今後も進めて行くつもりだ.

 今後は,諺1000なんてケチ臭いことは言わずに,いくらでもやっていきたいと思っている.
 次の戦略としては,今の英文法の参考書では,「チャート式 基礎からの新々総合英語」(数研出版)が非常に良いと思ったので,これを求め,ここの文法事項に沿って,諺・金言を書き留めて行こうと思うのである.そうすることによって,自分の英文法の知識もさらに固まるし,諺・金言を分類できると考えているのである.





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市橋先生の英語の勉強法に対する考え方。

必ずものになる話すための英文法 初級編 Part 1 研究社出版 1986年出版

 今は新しい版で売られている。









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天地の創造  Genesis


1:創世記  The Beginning

初めに、神は天地を創造された。

In the beginning God created the heavens and the earth.  



地は混沌であって、闇が深淵の面にあり、神の霊が水の面を動いていた。
 Now the earth was formless and empty, darkness was over the surface of the deep, and the Spirit of God was hovering over the waters.


神は言われた。「光あれ。」こうして、光があった。
 And God said, "Let there be light," and there was light.  


神は光を見て、良しとされた。神は光と闇を分け、
God saw that the light was good, and He separated the light from the darkness.


光を昼と呼び、闇を夜と呼ばれた。夕べがあり、朝があった。第一の日である。
God called the light "day," and the darkness he called "night." And there was evening, and there was morning - the first day.


神は言われた。「水の中に大空あれ。水と水を分けよ。」
And God said, "Let there be an expanse between the waters to separate water from water."
神は大空を造り、大空の下と大空の上に水を分けさせられた。そのようになった。
So God made the expanse and separated the water under the expanse from the water above it.  And it was so.


神は大空を天と呼ばれた。夕べがあり、朝があった。第二の日である。
God called the expanse "sky." And there was evening, and there was morning - the second day.


神は言われた。「天の下の水は一つ所に集まれ。乾いた所が現れよ。」そのようになった。
And God said, "Let the water under the sky be gathered to one place, and let dry ground appear."  And it was so.


神は乾いた所を地と呼び、水の集まった所を海と呼ばれた。神はこれを見て、良しとされた。
God called the dry ground "land," and the gathered waters he called "seas."  And God saw that it was good.


神は言われた。「地は草を芽生えさせよ。種を持つ草と、それぞれの種を持つ実をつける果樹を、地に芽生えさせよ。」そのようになった。
Then God said, "Let the land produce vegetation: seed-bearing plants and trees on the land that bear fruit with seed in it, according to their various kinds."  And it was so.


地は草を芽生えさせ、それぞれの種を持つ草と、それぞれの種を持つ実をつける木を芽生えさせた。神はこれを見て、良しとされた。
The land produced vegetation: plants bearing seed according to their kinds and trees bearing fruit with seed in it according to their kinds. And God saw that it was good.


夕べがあり、朝があった。第三の日である。
 And there was evening, and there was morning - the third day.


神は言われた。「天の大空に光る物があって、昼と夜を分け、季節のしるし、日や年のしるしとなれ。
And God said, "Let there be lights in the expanse of the sky to separate the day from the night, and let them serve as signs to mark seasons and days and years,


天の大空に光る物があって、地を照らせ。」そのようになった。
 and let them be lights in the expanse of the sky to give light on the earth."  And it was so.


神は二つの大きな光る物と星を造り、大きな方に昼を治めさせ、小さな方に夜を治めさせられた。
God made two great lights - the greater light to govern the day and the lesser light to govern the night.  He also made the stars.
神はそれらを天の大空に置いて、地を照らさせ、
God set them in the expanse of the sky to give light on the earth,


昼と夜を治めさせ、光と闇を分けさせられた。神はこれを見て、良しとされた。
to govern the day and the night, and to separate light from darkness. And God saw that it was good.


夕べがあり、朝があった。第四の日である。
And there was evening, and there was morning - the fourth day.


神は言われた。「生き物が水の中に群がれ。鳥は地の上、天の大空の面を飛べ。」
And God said, "Let the water teem with living creatures, and let birds fly above the earth across the expanse of the sky."



神は水に群がるもの、すなわち大きな怪物、うごめく生き物をそれぞれに、また、翼ある鳥をそれぞれに創造された。神はこれを見て、良しとされた。
So God created the great creatures of the sea and every living and moving thing with which the water teems, according to their kinds, and every winged bird according to its kind.  And God saw that it was good.






神はそれらのものを祝福して言われた。「産めよ、増えよ、海の水に満ちよ。鳥は地の上に増えよ。」
God blessed them and said, "Be fruitful and increase in number and fill the water in the seas, and let the birds increase on the earth."


夕べがあり、朝があった。第五の日である。
And there was evening, and there was morning - the fifth day.


神は言われた。「地は、それぞれの生き物を産み出せ。家畜、這うもの、地の獣をそれぞれに産み出せ。」そのようになった。
And God said, "Let the land produce living creatures according to their kinds: livestock, creatures that move along the ground, and wild animals, each according to its kind."  And it was so.


神はそれぞれの地の獣、それぞれの家畜、それぞれの土を這うものを造られた。神はこれを見て、良しとされた。
God made the wild animals according to their kinds, the livestock according to their kinds, and all the creatures that move along the ground according to their kinds.  And God saw that it was good.


神は言われた。「我々にかたどり、我々に似せて、人を造ろう。そして海の魚、空の鳥、家畜、地の獣、地を這うものすべてを支配させよう。」
 Then God said, "Let us make man in our image, in our likeness,

そして海の魚、空の鳥、家畜、地の獣、地を這うものすべてを支配させよう。」
and let them rule over the fish of the sea and the birds of the air, over the livestock, over all the earth,  and over all the creatures that move along the ground."



神は御自分にかたどって人を創造された。神にかたどって創造された。男と女に創造された。
So God created man in his own image,  in the image of God he created him; male and female he created them.


神は彼らを祝福して言われた。「産めよ、増えよ、地に満ちて地を従わせよ。海の魚、空の鳥、地の上を這う生き物をすべて支配せよ。」
God blessed them and said to them, "Be fruitful and increase in number; fill the earth and subdue it. Rule over the fish of the sea and the birds of the air and over every living creature that moves on the ground."


神は言われた。「見よ、全地に生える、種を持つ草と種を持つ実をつける木を、すべてあなたたちに与えよう。それがあなたたちの食べ物となる。
Then God said, "I give you every seed-bearing plant on the face of the whole earth and every tree that has fruit with seed in it. They will be yours for food.

地の獣、空の鳥、地を這うものなど、すべて命あるものにはあらゆる青草を食べさせよう。」そのようになった。
And to all the beasts of the earth and all the birds of the air and all the creatures that move on the ground-everything that has the breath of life in it-I give every green plant for food."  And it was so.


神はお造りになったすべてのものを御覧になった。見よ、それは極めて良かった。夕べがあり、朝があった。第六の日である。
God saw all that he had made, and it was very good. And there was evening, and there was morning - the sixth day.


天地万物は完成された。
Thus the heavens and the earth were completed in all their vast array.


第七の日に、神は御自分の仕事を完成され、第七の日に、神は御自分の仕事を離れ、安息なさった。
By the seventh day God had finished the work he had been doing; so on the seventh day he rested from all his work. 


この日に神はすべての創造の仕事を離れ、安息なさったので、第七の日を神は祝福し、聖別された。
And God blessed the seventh day and made it holy, because on it he rested from all the work of creating that he had done.


これが天地創造の由来である。
This is the account of the heavens and the earth when they were created.



2014年8月13日水曜日

お盆休みのお知らせ

当院の8/14(木)、8/15(金)、8/16(土)はお盆休みで休診とさせていただきます。

 8/18(月)から診療致しますので、よろしくお願い致します。

2014年7月30日水曜日

血漿リンパ球交換療法・・・混合診療と設備投資


混合診療と設備投資


 混合診療に大反対の医師会をアゲツラって、医師会は開業医の会員が多いので、開業師が設備投資をする金がないので混合診療の解禁に反対してる、と言う人が居ます。まったくおかしな話です。

 混合診療賛成という人の話は本当におかしなものが多いです。

 設備投資・・・

 何をするにも設備投資は必要。大病院であれ、零細な開業医であれ設備投資は必要だし、そのためには資金もお金も必要です。

 この話で私が思う浮かべるは、血漿リンパ球交換療法ですね

 我々が駆け出しのころ(もう30年前)、けっこう全国的に、全世界的にホットな話題でした。
 目的とするところは、がん患者のリンパ球を体外に取り出して鍛え直してまた戻すのです。

 がん細胞と言うものは本来異物なのです。しかし、がん患者の場合、彼らの免疫を担当するリンパ球が、自分の体の中のがん細胞を異物と見なして、やつけてくれないから困っている。
 故に、体外に血液を取り出して、鍛え直してがん細胞を異物と見なすようにするのです。母校では第4内科で一生懸命やっていました。

 でも、効果はなかったようです。全国、全世界の沢山の研究者の試行錯誤の末に、「効果無し」という結論に達した。

 でも、夢を追い続けている人はいるものです。4年前に、血漿リンパ球交換療法 を保険と組み合わせることを認めてくれ、という訴訟がありました。つまり混合診療を認めて欲しい、という訴訟です。結局は最高裁で認めない、となって確定されました。
 
 夢を見続ける医者というものは居るものなんです。自分が若い時に命をかけてやったものが、世間で「無駄だ」と評価されても捨て切れない。

 どこぞで、血漿リンパ球交換療法 を自費診療でする医療機関が3年ほど前に開業したという話を聞きました。

 この、血漿リンパ球交換療法 の器械にもいわゆる相当な設備投資額がかかっている。願わくば、混合診療で、入院は国民保険で、血漿リンパ球交換療法は自費で、と組み合わせて患者負担を軽くして、自分は夢を追いたい、という訳ですね。

 混合診療に関わる「設備投資」という話を聞くとこの話を思い出しますね。

 とんでもない話でしょ。

2014年7月5日土曜日

テレビ 出ませんでした

こんばんは

 昨日は今ぞ遅しと、待ち構えていたのですが、私が出るであろう時間、18:20になぜか、金正恩がでてきました。北朝鮮拉致問題がホットな話題となったようです。

 そちらに話題が行ったみたいです。テレビ局も大変です。

 そのあと、十勝のかんの温泉の話題。実はここ、私行った事がありました。1996年ころに。

 そのあと、天気になり、終わりました。

 この話題 テレビで10分くらいでするには、難しいかもね。

 出ませんでした。お騒がせしました。
 来週にでも出るのかどうか・・・・それは分からないものなのでしょう。
 取り急ぎ、ご連絡致します。 

 平成26年7月5日(土)記

2014年7月2日水曜日

テレビ出演

おはようございます。

 今日、夕方に、HBCの取材を受けるコトになりました。

 タイトル 混合診療解禁 方針 について。

 混合診療に関して、小生にお聴きする ということです。
 
 テレビクルーも来ます。

 7/4(金)の 今ドキッ! で、放送されます。18:20ころ出るみたいです。

  以下の記事は、医師会の雑誌に投稿したものですが、これを見て、テレビの人が取材を申し入れて来たとのことです。

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もう一度問う 混合診療のどこがダメなのか?

 混合診療はなぜダメなのですか? と医師会の先生方にお聞きすると、必ず「混合診療を認めてしまうと良い医療が受けられなくなる」という答えが返ってくるが、残念ながらこれで混合診療の怖さを理解できる人はいないであろう。
 私も実はそうであった。医師会に入会した頃、よくこの話題が出て来て、その都度、このような回答を受けた。

 混合診療に賛成な医師、あるいは、患者さんの考えはおそらく、混合診療が認められると、今の健康保険に追加して、まだ承認されていない薬や治療を施しても、健康保険で承認されていないものに関しては、実費を払い、入院費やその他の健康保険でまかなえるものは、健康保険で割引で行うことができる。何か、今までの健康保険の上に自由に「トッピング」できるのだから非常に選択肢が広がってよろしいのではないか、というものであろう。

 一方、混合診療を認めない、という考えに立つと、健康保険以外の治療をするのなら、入院費から何から健康保険は使えないのですべて実費でやってくれ、となる。混合診療賛成の方からすればずいぶん物分かり悪い考え方だな、と思われているのだろう。

 しかし、このような考え方はまったく間違った考えなのである。今回、私はいろいろな方に改めて「混合診療のどこがダメなのか?」という問いをぶつけてみた。しかし、正確に理解している人はあまりいなかった。医師会活動を熱心に行っている先生方の中にさえ、私の言うことに「えっ、そうなんですか」と言うような反応を見せる方もいた。そこで私はこのたび、混合診療の怖さについて改めて説明したいと思い、筆を執った。

 簡単にその危険性を述べる。混合診療が解禁されると,皆保険枠と混合診療枠 というのができる.これから開発された新しい医療,薬はすべて混合診療枠に入る.
 ここがポイントであるが混合診療枠に入ったものでも,優れた治療法や薬はしばらく使ってみて,本当に良いものであれば皆保険枠に入れるべきでは,と思う人も多いのであるが,そうは絶対にならない.ここが混合診療の怖いところである。
 実は、現在でも厚生労働省が認めたものは「最先端医療」と称して,厚生労働省が認可した施設でのみ混合診療が認められている.もちろん,有用なことが分かれば国民保健が効くようになる.
 そうすれば、なぜ、しばしば政府中枢から「混合診療を解禁せよ」と言う意見が出てくるのだろうか。
 政府としては、医療費をなんとしても押さえたい。混合診療が可能になればこれからの新しい薬、医療技術は混合診療枠でやってもらう。すると、医療費の増加を抑えられるではないか。もっと言えば、今、皆保険枠の中のものでも、混合診療枠に入れてしまえば、医療費を減らすことができる。このように考えている。
 混合診療解禁を目論むもうひとつの大きな勢力がある。それは保険会社である。
  保険会社の立場で見てみよう。混合診療が解禁されれば混合針診療枠に入った有意義な治療を国民が受けたいから、医療保険を買うのである。とすれば、混合診療枠に一度入ったものが、皆保険枠に入ることもあるとすれば、保険が組めなくなるではないか。故に、保険会社は政府に働きかけて、混合診療枠に一度入ったものは、絶対に皆保険枠に入らないというルールを作るであろう。そんな、傍若無人な、と思われるかもしれないが現実である。
 現にオリックスの宮内社長は,「一度,混合診療枠に入れた物を皆保険で認めてはいけません」と言っている.これは,社内の勉強会のような所での発言である.往々にしてこのような本音を人は公の場では語らないものである。
 とすれば,「混合診療」という言い方は適切ではなく,「国民皆保険制限制度」とすべきであろう.これが,今,政府中枢で論じられている「混合診療」の実態である.
 さて、ここまで私が言っても、「だけど、医療費は国家財政のかなりの負担になっているし、現代の医療水準もすばらしいから、皆保険は今の水準でもう十分ではないか」という、国財政のことをよく心配されている気の良い人もいるかもしれない。
 そのように考えている人のためにもう少し論を進めよう。これから語ることは、混合診療が解禁された後の日本国民の運命である。

 さて、混合診療が認められた当初は,混合診療枠は小さな物であろうが,時とともにだんだん大きくなるものなのである.

 例えば,私が医学部を卒業して、医師になった25年前(昭和62年ころ)には,今では一般的に行われているCTMRIもなかった.尿管結石を超音波で破砕する医療も保険には入っていなかった(この器械は日本では札幌に一台だけあった).腹腔鏡手術もなかった.心臓の冠動脈が詰まると,今はカテーテルで血栓を除去し,患者は次の日に退院しているが,このころは開胸術しかなかった.つまり,もし,25年前に混合診療が認められていたら,これらの治療には保険が効かないと言うことになる.

 すると,国民はこれに備えて,医療保険を買わなくてはならなくなる.だいたい,年齢にもよるが,4人家族で年間30万から200万ほでになるのではないだろうか.高齢者はものすごく高くなるか,入るのを拒否されることになろう.また,もともと病気持ちの人もなかなか保険を買えなくなる.

 実態は,完璧な医療保険に入ろうと思ったら,マイクロソフトの社長のビゲイツ位年収がなくてはだめだという話もある.
 
 医療保険に入らない人も出るだろう.しかし,いったんその人が病気になったら極めて悲惨なことになる.苦労して建てた家も何もなくなってしまうだろう.また,保険も高額だ.家を建てるどころではなくなる.それに加えて,保険を持っていても,「あなたの病気には、あなたの持っている保険では該当しない」と言われ,高額な出費を余儀なくされやはり全財産を失う,ということが,あちらこちらで起こることになるだろう.

 これが混合診療の実態である.これを本当に肝に銘じていただきたいと思う。

2014年7月1日火曜日

小さな演奏会

今日は、晴れ。非常によい天気だ。

 小樽までドライブでもしたいくらい。

 今日もお仕事であるが、今日は、院で朝に三線を披露した。

 朝の8:15から大体15分くらい。

 8時10分まで誰も居なかったから、だれもいないのかなあ、と思いながら、奥の処置室でちょっと練習して、8時15分ころに行くと、3人の方が待っていた。

 3人も待っていてくれたら上等だ。

 予定通り、演奏会を開始した。

 まず、鷲ぬ鳥節  非常によく聴いてくださったので、気を良くして、

 鳩間節 鳩間島に行ったから、思い入れはある。

 そして、でんさ節 これも上原に行ったから。

 だいたい15分くらいの演奏会。8時半からリハビリ開始だから。

 ちょっと延長して、最後は賑やかな曲ということで、ハイサイおじさん。

 三線が非常に好きだという方が二人見えられた。コアの人が来てくれたら嬉しいものだ。

 定期的にやらなければならないかなあ。毎月、第一火曜日にやるとか。

 なかなか大変だが、これも道のためかな。

 平成26年7月1日(火)