2016年3月30日水曜日

ギター コードの暗記作業 その1 ハイポジションの暗記

 
今まで,1週間くらいであるが,ギターマイブームで,ギターのコードについて勉強してきた.だいぶ道筋が見えて来たので,ここで中間報告,というか,自分の考えやこの目的を書いてみよう.自分の中でも明確にしたいから.

 専門家やこの分野の理解の深い方ならば,「なーんだ・・・」と思われるかもしれない.でもあまりこのようなことを知らない自分が,その知る過程を克明に書いてみるのも面白いかもしれない,と思って書いてみた.お楽しみあれ.


アルハンブラ宮殿


目的
 あくまでも,クラシックギターの技術の向上のため.

 コードが分かると,曲を暗譜するときに,コードで覚えることができて,暗譜が楽になるのではないかと思った.

 世の中には,「コード進行」という言葉がある.コードが分かると,次に出て来るコードがある程度,予想がつくらしい.このような事が分かると,本当に暗譜が楽になるのではないか,と思った.また,暗譜の保持も格段に良いはずである.

 琉球三線からもギターのヒントを得ている.三線(さんしん)は,単音で弾くのである.つまり,コードとかはない.すると,三線の音の流れが分かると(すぐに誰でも分かる),ある程度,弾ける.覚えやすい.音楽さえ頭に入っていれば,細部でミスは出るが,暗譜の保持も悪くないものだ.半音がないから尚の事良い.

 ギター的に言うと,単音でローポジションを弾くだけである.しかも半音がない.すると本当に覚えやすいものだ(あくまでもクラシック・ギターに比べたら,という話である).

 このようなことをクラシック・ギターで出来ないか,ということである.そのためには,コード,コード進行 その理屈を勉強するのが良い,という結論に達し,始めた.


アルハンブラ宮殿から望むカサブランカの街並



経過
 今まで何度か,コードをマスターしようと試みたことはあるが,いずれも失敗に終わった.
 コードを覚えるのならフォークソングをやったら良いと思い,そのような本を買ってはみたが,上手く行かない.というか,確かにすぐに弾ける様になるし,歌える様にもなる.しかし,そこで学んだコードの知識が,クラシックギターの演奏に結びつくとは,到底思えなかったのである.

 また,本を買って読んでみたこともある.いくら「簡単に分かる・・・」と書いてあっても難しい.すぐに挫折.実はこのような本が家には4−5冊ある.

今回は・・・・

 時は 流れた.やはり,YouTubeが力を発揮している.このようなものを親切にも解説しているサイトがいくつもある.それを見ていると,今までに分からなかったことが分かるのは嬉しかった.

 いろいろ分かった.

 フォークやエレキ,アコースティックをやったことのある人ならだれでもご存知と思うが,例えば,EをEマイナーに変えたり,さらにE7やEマイナー7に変える方法を勉強出来た(図1 図2).

 なるほど,sas4や6コードも割とすぐに作れるではないか.

 あと平行移動をしたら,調が変わる.

 なんとなく聞いたことはあったが,しっかりと教えてもらえれば,しっかりと分かる.


図1 Aコードのバリエーション





図2 Eコードのバリエーション



セビリアの大聖堂



一つの到達点

 いろいろやってみて,思ったのは,理屈はある程度理解出来た.しかし,きっと初歩なのだろうと思っている.

 しかし,一つの結論.きちんと基本コードを覚えて,それこそ,反射的にどんどん出て来ないと,使い物にはならないだろう.
 そして,クラシック・ギターは,ローポジションから,⑫フレットより上,⑭フレットくらいまで,縦横無尽に使用する.
 故に,ローポジション,ミドルポジション,ハイポジションでのコードを完全にマスターし,反射的に出て来るくらいにしなくてはならない(大脳で考えて分かるというのではなく,脊髄反射のように出て来なくてはならない).

 また,取りあえず覚えるのは,メジャーコードとマイナーコードだけで良いものと判断した.セブンス や Sus4, Diminishコード等いろいろあるが,これらは後回しとすることにした.

 覚えるコードの一覧を示す.

 ローポジション,ミドルポジション,ハイポジション,これらそれぞれの,メジャー,マイナーコード,である.計6枚にまとめた.

 思えば,フォークギターをやってコードを齧って(かじって)みたがあまり役に立たなかった,と述べた.これは,ミドル,ないし,ハイポジションのコードを勉強しなかったからである.

 一つのこれが到達点である.全部で50個くらいあるが, これを1ヶ月くらいかけて,完璧にしたいと思っている.


図3 ローポジション メジャー・コード


図4 ローポジション マイナー・コード



図5 ミドルポジション メジャー・コード




図6 ミドルポジション マイナー・コード



図7 ハイポジション メジャー・コード



図8 ハイポジション マイナー・コード



コルドバ グラドルキビル川より大聖堂を望む



もうひとつの到達点・・・今ここ
平成28年3月30日現在

 ローポジションのものはすぐに覚えられそうに思った.故に,ハイポジションから手をつけている.覚えている真っ最中にこの経過報告を書いている.

 手の形を覚えるという他に,一音一音なんという音(音階)を弾いているかを,きちんと理解しながらやっている.手の形だけを覚えて終わりと言うことはしない.

 すると,これが分からないのである.⑩フレットの4弦を弾いても,これが何と言う音か,理解するのにすごく時間がかかる.
 また,暗記しようと思っても,なかなか暗記できない.このことは今まで何度か試したが,やはり暗記が出来ない.

 でも今回はしっかりやろうと決意している.

 まず,⑧フレットをセーハー(バレー)して,6弦からどんな音が出ているかを,暗記するよう務めた.何度も何度もやってみる.空でも考える.頭の中にギターの指板を思い浮かべ,やってみる.下から数えたり,上から数えたりしてやってみた.いや,今もやっている..

 やっているとだんだん,早くなってきた.なんでも訓練である.

 さらに,⑩フレットも同様の理解を目指している.⑩フレットは⑫フレットと近いのでやりやすい.でもすぐにパッと出て来るようにならなくてはいけない.

 ハイポジションのマイナーの暗記を務めているが,簡単なものではない.全部で10個であるが,そう生易しいものではない.音階を一つ一つ言うのが困難だ.難しい.


図9 8から9フレットの各弦の音階


 更に工夫.

 ⑨フレットの3番弦,4番弦の音は覚えてしまおうと思った.「シ」「ミ」である.「染み」か.これは,ギターのほぼ真ん中にある.言うなればギターの「臍」(へそ)である.


図10  「ギターの臍」を知った


 この2つを覚えるだけで,グッと音階を知るのが楽になった.

 待てよ,と.「ド」の音は全ての基準.ハイポジションでのこの位置も明らかにしたい(下図).


図11  ハイポジションにおける「ド」の位置. ドは基準点である.


 更に,「シ」「ミ」.これらの右隣(高い方)の音もきちんと覚えよう.
 「ド」は先ほどやったから.3番弦の「ファ」.
 これで,島のようになった.なにか嬉しかった.これは,私にとって大きな進歩であるように思えた.


図12  ⑨フレット,⑩フレットの3,4番弦の音を覚えたい.


 ここまで行くと,指板上の音階名当てが非常に楽になった.暗記作業が進む.

 あと,いくつか「法則性」も分かって来た.理解が格段に進む.

 この調子で頑張りたい.

 法則性に関しては,また後で,書いてみたい.乞う ご期待.

平成28年3月30日


 

マドリッド  フラメンコのショー

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