2016年2月1日月曜日

私の提案する地域包括ケアモデル

おはようございます。

 私の考案する地域包括ケアモデルをご紹介しましょう。

 ご期待に添えるものとなるであろうか。

 添付あり その解説を下記する。

 長文である

 
 添付の図を見ながらお読みください。




地域包括ケアのお金ケチケチモデル

1)  サーバーを用意。試行運転では医師会のサーバーを使うのも良いであろう。

2) そのサーバーから関連する病院、診療所、介護施設にメールアドレスを配布。
 故に、ドメインはsapporoishikai(仮称)となるので、Aクリニックなら、A-clinic@sapporoishikai.ne.jpのようになる。

3) ご存知のことと思うが、gmail(グーグルメール)やyahoo(ヤフーメール)などの商業メールは、メールの内容がサーバーの管理者である、
 グーグル、ヤフーは見放題である。
 故に地域包括ケアのように患者情報を扱う場合は、このようなメールアドレスでやり取りするのは、禁忌である。


4)おそらく我々医療機関、あるいは介護施設も含めて、その患者(利用者)の月々の報告(月報)をあげて、それを皆で共有しよう、ということになるのであろう。
  例えば、Aクリニックであれば、ある患者さんの月報をその患者さんが関わる医療機関、介護施設(デイケアー、老人ホーム、通所リハ施設など)、ケアマネージャーに添付文書をつけるなどしてメールを送ることになろう。
  これは一斉メールで送ると良い。

5)このようなメールが、毎月、自分の患者さんの関わっている医療機関、介護施設から送られてくるであろう。
 それをコンピューター上でその患者さんのホルダーを作りそこに整理することとなろう。
 この作業はさほど面倒なこととは思えない。
 一つの施設で扱う患者(利用者)はおそらく20名から200名くらいであるからである。
 ケアマネージャでも扱うことの出来る利用者は月に100名くらいのものである。

6)      送るデータは、メールに直接書いてもよろしいし、よく使われているファイル形式で添付するのがよろしいであろう。
 例えば、ワード、エクセル、jpg、pdfなど。

7)      電子カルテの場合も簡単である。
 電子カルテは、このようにファイル形式を変換するのが非常にやりづらいものである(メーカーがそのように作ってあるから)。
 しかし案ずることはない。電子カルテの場面をそのまま、スクリーンショットしそれをjpgで添付して送ってしまうと良い。

8)      本格稼働しても費用としては、サーバーの管理料のみ。
 各施設の負担はきっと切手代より安いものとなろう。
 また、切手代より高ければ、費用対効果に見合わないものとなるので、このシステムを利用する人はいなくなるであろう。

 註)月報を書いての診療報酬はおそらく3000円から5000円。これを仮に封筒に切手を貼って5箇所の関連施設に送るとなると400円となる。
 25人の患者さんを扱っていると、切手代が10000円かかることになる。得られる診療報酬は75000円から10万円。
 この差額が我々の利益となる。

9)      故にNTT, また、先に紹介した「とちまるネット」も、そうであるが業者を絡めた大掛かりなシステムを作ってしまうと、各医療機関、あるいは介護施設の負担金が軽く診療報酬を超えてしまうこととなろう。

10)  想像することは簡単であろう。
 
 大掛かりなシステムを作って一括管理、みたいなことを考えるとどうなる?  
 札幌市の場合は人口190万。そのうちの2割の人が介護保険を使っているとして、この人たちが地域包括ケアの対象となる。つまり40万人である。
 40万人の人のデータの一括管理。これをこれからずっとやっていくのである。
 5年、10年経つと扱うデータは膨大となる。
 
 電子カルテを導入されている先生方は身に染みて理解されていることであろう。
 データが増えるたびにハードディスクの緊急増設。
 その費用も業者の言い値。
 ヨドバシで2万円のハードディスクが彼らにかからうとその10倍の20万になることもよくご存知であろう。

 つまりそれと同じ。このシステムでもその度に莫大な費用がかかる。
 そのお金を負担するのは誰か? 他ならぬ地域包括ケアに参加する我々である。

11)  ケチケチシステムならば、メールを管理するサーバーを用意しそこにメールは蓄積されるが、3ヶ月から6ヶ月くらいでどんどん消去していけば良い。
   サーバーにかかる負担を軽減できる。

12) セキュレリティーの面からもケチケチシステムは安全である。
 40万人(時間が経てばすぐに100万人)の医療介護情報の一括管理なんてものは、ハッカーからすると美味しくてしょうがない。
 ハッカーにとってどのようなものが美味しいのか。きちんと整理されてあるものが美味しいのである。
 患者氏名、住所、ID、電話番号、家族構成、既往症、現病歴・・・・がきちんと整理された40万人のデータ。
 すぐに商品となる。
 すぐに狙われる。荷車に現金を積んでむき出しにして、貧民窟を歩くようなもの。
 ハッカーは集ってくるであろう。

13)ケチケチシステム。患者氏名、住所、ID、電話番号、家族構成、既往症、現病歴はそれぞれマチマチのファイル形式。
  時にjpgのような画像データもある。また、半年ほどでメールは消去されるので、データ自体があまりない。
  ハッカーにしてみれば、破っても大した得られるものはない。

14) 残念ながらハッカーに破れないものはもはやないのである。
 とすれば、情報というお金を1箇所に置いておくのはダメである。
 分散して置いておく。
 できれば偽札も多く入れておく。そうすrと奴らを混乱させられる。笑い

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