こんばんは
英語の話. 英語の社内公用語化をした楽天社長 三木谷さんの話.
あれですね.私,三木谷サンみたいな人,どこかで見たな,と思っていたんです.
あのように,先見の明があって,賢くて,人間的な馬力もあって,もちろん事業も成功されて・・・
しかも,その時代の流れの先を行く様な部門で成功されて....
だけど,時として何か違和感のあることを言う,やる. 社内英語公用語化なんてその最たる物です.
でも,それがまた,一種の時代の先取り感を醸し出しているような人.
馬鹿みたいだけど,なかなか反対意見を言いにくい.
何よりも,皆がそれに乗っかろうとしている.
だれか?・・・だれか思い浮かびますでしょうか?
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ヤオハンの社長さんです.
1990年代.ヤオハンは国際展開するスーパーマーケットチェーン.外国で日本食や日本のものを扱うスーパーマーケット.
その社長が,これからは中国だ,と仰る.
この当時,中国はこれから伸びると言われていたし,実際にそうなった.
でも,インチキされたら嫌だから,日本企業のみならず,世界の企業も進出を躊躇していた.
しかし,このヤオハンの社長.本社を香港に移して,自宅も香港に移したのである.
つまり,会社の大事な部分を皆,中国に移した訳だ.
それでどうなる.大丈夫か?
ビジネス 人のやらないことを大胆にやると儲けもデカい.後から行っても,儲けは薄くなるのは,世の常.対中ビジネス どうするか,と決断することが,当時の企業の焦眉の急であった.
そんな折,大胆にも中国に持ち金全部を出して切り込んだヤオハンの社長.
当然,彼はこの時代の寵児と成った.中国ビジネスと言うと,彼が第一人者とであって,必ずその記事に彼のコメントが出ていた.調度,今,英会話,英語公用語化というと,必ず三木谷氏が出てくる様に.
だけど,大丈夫か そんなことをして大丈夫か....
とやっていて,5−6年後にヤオハンは突然倒産した.理由は中国ビジネスの失敗.
今思えば,ヤオハンの社長も中国から足を洗いたかったと思うよ.でも,あそこまで言ってしまったら,且つ,あそこまで,マスコミに取り上げられてしまったら,もう後には引けない.
結局,行く所まで行ったというわけだ.
このようなことはある日,突然明らかになる.白日の下に晒される.
楽天がどうなるか. 歴史ワッチャーとしては,興味のある所だ.
楽天の明日はどっちだ・・・
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