平成30年3月4日(日)くもり
ビットコインのお祭りがまた始まりそうだ。
いつ始まり、いつ終わるかを決めている人がいる。
それは我々ではない。
ビットコインは、1%の人が99%のものを握っている。また、偽物も多く出回っている。
偽物・・・図らずも先日、ビットコイン交換所のザイフが、コンピューターの故障であるが、0円でビットコインを販売するというトラブルがあった。そして、ある人が、0円で2億ビットのビットコインを買ったのである。
この人は正直な人で、その直後、2億ビットを売りに出した。それでトラブルが発覚した。
ザイフ側の発表によるとこのような人が7人いたという。
この中の一人が2億ビットの売り注文を出したからこのことが分かったわけで、目立ったことをしなければ多分分からなかったに相違ない。
この人が少しずつ(例えば1ヶ月に100万円くらいずつでも)換金していれば、事件は発覚するのがかなり遅れたであろう。
そのようなことをしたら、この人の違法性を問えるのか?
この人は交換所のザイフからビットコインを買って、ザイフを通して売った。
故に問えないだろう。
このことで私が気がついたのは、おそらくこのようなことは多かれ少なかれ世界中のどこかで、幾度となく起こっているということ。いや、意図的に起こしている人もいるであろう、ということ。それで巨万の富が手に入るのだ。
1月に、コインチェック(和田氏が経営)という交換所がハッキングされ顧客のビットコイン540億が盗まれたという。盗まれたビットコインは、どうなったのか。
犯人は盗んだビットコインを、なんと、自分の交換所に入れて他所へ売りさばき換金したそうだ。このような交換所はダークサイトと呼ばれている。ネット上のものだから誰でもどこからでも利用できるのである。このようなダークサイトでは、普通の相場より安くビットコインを売っている。実際に日本からでも買えたという。
コインチェックは、倒産するしかないであろう。
また、このようなダークサイトがザイフのやったようなことをやって、偽のビットコインをたくさん作っていることだろう。
このような状況を考えると、ビットコインではまず儲かることはない、と考えるのが真っ当な考え方であろう。
相場の上がる時期も下がる時期も、ごくごく少数の人が決め、仮に儲かったとしても、預けていた換金所は潰れたりする。潰れたらもちろんお金は戻らない。ビットコインで虎の子のお金をうまい具合に増やして3億円になったが、不幸にもコインチェックに預けていて、未だに出金できない人がいる。というか、コインチェックに預けていた人は出金など二度と出来ないと考えるべきだろう。
あと、偽物も多い。
儲からない、と思うのが妥当であろう。
しかし、それでは収まらない人がたくさんいる。ビットコインの99%を所有している1%の所有者である。
最近、ビットコインの相場が上がり始め120万となったが、この人たちがお祭りを始めただけだろう。また、すぐに100万くらいまで下がるさ。
このようなお祭りを繰り返すだけ。
まあ、近寄らないことが無難だろうな。
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