2018年7月3日火曜日

骨粗鬆症を当院ではどう診ているか 症例1 77歳女性 運動を積極的にやっていた方

骨粗鬆症を当院ではどう診ているか 症例1 77歳女性

 70代後半ですごく元気な人。理想の歳の取り方

 人間の骨の量は25歳前後が最大でその後ゆるやかに減少していきます。女性は50歳から、男性は70歳から減少のペースが早くなってきます。骨粗鬆症検査では、患者さんの現在の骨量がこの25歳前後の骨量(東洋人の平均値)に対して何%であるかということで表されます。



当院では、腰椎、および、両方の大腿骨頸部の骨量を測定しています。骨というものは体全体で均一に減少していくものではなく、時として局部的に骨量の減少が進むことがあります。また、腰椎と大腿骨は骨粗鬆症の原因となる骨折が生じやすい部位で、しかも骨折した際に体の受けるダメージも大きいのでこれらの部位の骨量変化をいち早く正確に捉えるために、この三点で実施しています。また、このように三点で測らないと、骨密度の実態はきちんとは分からないもの考えております。


身体機能データ
 片足立ち 60秒以上

 握力 右25kg  左18kg

運動歴
 中学 バレー部
 高校 水泳部 遠泳もよくやっていたと。
 30代 から 60代 山登り また、ダイビングもよくやっていた
 70代 ダイビング 世界各地 グレート・バリアリーフも潜ったそうである。


骨密度は全般的に高いです。
 故に骨密度の薬など必要ないと思います。
 お若い時から運動をかなりおやりになっていて、北海道の山々で山スキーなどを頻繁におやりになっていたことが効いているものと思います。
 握力も右25kg 左18kgとかなりあります。70歳を過ぎて、握力の平均が20kgを超えている方はかなり筋力のお有りになる方と評価しております。
 1分以上片足で立っていることができるのでバランスもよろしいです。
 食事もきちんと摂られています。

 元気な方というのは、結局、骨密度が云々、というよりも、食事をきちんとしていて、体力のある方が元気なのです。
 この方がまさにそのような方であると思います。


 

0 件のコメント:

コメントを投稿