英文標準問題精構 18番の文章を読んでみた。
ルイス・ブロムフィールド 著 Pleasant Valley より。
最近、漢字検定1級を受け続け、8回受けて8回落第であるが、漢字検定1級では漢文の文章がよく出題されるので、大学受験以来37年ぶりに漢文に接している。
こう見ると漢文というものはすごいな、とつくづく思う。
行間、文字間に、ちょこちょとと、レ点、返り点、送り仮名、時に漢字にフリガナをあたかも紙面のゴミのようにつけてある。
漢文は中国語であるが、そのゴミのようにつけるだけで、歴とした日本語で読むことができるのである。
レ点、返り点、送り仮名 というのは、もともと、漢文を勉強していた僧侶や学生のメモであった。それが体系化されて今の形になった。
このようなことを英文でもできないか、と小生は考えたのである。いや、実は明治時代の人たちはこのようなことを試みている。しかし、うまくはいかなかったようだ。
だが、今、それを不肖この私が試みている。
そしてそれはほぼ完成した。と言っても、以下に示すようなものである。行間に、分からない単語の日本語訳を示し、節や句をカッコで区切っただけである。
これをかつて我々はクチュクチュとチビた鉛筆で書いていたわけだ。
それをもっと綺麗に書いてみた。するとグッとわかり易くなるではないか。
皆様はそう思われませんか。
ああ、かつて高校時代(1976-1978年)にMacと4K 27インチモニターが我にあれば、新々英文解釈研究も標準問題精構も簡単に撃滅できたであろうに。
昔は大変であった。これらの問題集の英文は難問。
いつまでやっても終わらない。いつまでやっても分からない。
「どこまで続く 泥濘(ぬかるみ)ぞ」という感じであった。
いや、Macも4K 27インチモニターも要らないさ。
この方法が分かって入れが、英文を写し、そこに綺麗に色鉛筆で書き込みさえすれば良かったのである。発想の転換というのは本当に大事。
「どこまで続く 泥濘(ぬかるみ)ぞ」がバターをナイフで切るような快進撃になっていただろう。
文章は、ルイス・ブロムフィールド(Louis Bromfield, 1896年12月27日 - 1956年3月18日)はアメリカ合衆国の小説家。オハイオ州マンスフィールド生まれ。コロンビア大学で学ぶ。第一次世界大戦に従軍し、その後新聞記者としてフランスに行く。処女作は「グリーン・ベイの木」(1924年)。その他の作品にピュリッツァー賞受賞作「初秋」(1926年)や「マラバー牧場」(1948年)などがある[1]。
文章の内容は、産業革命で産業の構造が大きく変わった。工業が産業の根幹となった。
しかし、農業こそが、国の基本であり礎(いしずえ)だよ」という内容。
農業をさっぱり大事にしない安倍総理と自民党議員、そして彼らを後ろで操る財政諮問会議の民間議員の先生方(議員ではない ただの民間人)に読んでもらいたいものだ。
農業は大事だよ。このままでは数年で潰れてしまう。
以下が小生が開発した現代英語の訓読法
throughout なんて結構分かりにくい単語ですね。私にとってはね。
throughout /θruáʊt/ (!強勢は第2音節)
〖through(通して)out(完全に)〗
前置詞
1 〖時間〗…の間じゅう, …を通してずっと (!through前置詞3の強意形)
▸ The speech was broadcast throughout the day.
演説はその日ずっと放送された
▸ The library is open every weekday throughout the summer.
その図書館は平日は夏中ずっと開いている.
2 〖場所〗…のあちらこちらに, …の至る所に, …の隅から隅まで (!through前置詞2の強意形)
▸ Mr. Spencer is well known throughout the country.
スペンサー氏は国中でよく知られている
▸ Her toys are scattered throughout the room.
彼女のおもちゃは部屋のあちこちに散らばっている.
副詞比較なし〖通例文尾で〗
1 始めから終わりまで, ずっと; 最後まで; 一貫して
▸ He continued talking throughout.
彼はずっとしゃべり続けた.
2 どこもかも; すっかり
▸ Liz's bedroom was pink throughout.
リズの寝室はすっかりピンク一色だった.